■本格的なタレント活動をさせたい場合
思い出なんてレベルではなく、わが子をビジネスとして芸能界に入れたいというのであれば、道程はかなり険しいと思われますが、一般的な方法としてモデルクラブや児童劇団に所属させることが挙げられます。
これは雑誌、新聞によく募集が載ってますよね。たいていの事務所は一年中募集してます。
ベビーの場合は、やっぱり赤ちゃんをメインに広告を出してるところがいいでしょう。
■モデルクラブに所属するための価格

どんな事務所や劇団に入る場合も確実に費用にがかかってきますので、『お稽古ごと』に通わせるような心構えでいることです。
おおよそ、考えられるのが、宣材撮影料、パンフレット作成料、もしくは登
録料。これは事務所やモデルクラブによって異なりますが、3万円前後でしょうか。
レッスン代として、その他の金額がかかる場合もあるので、最初にしっかりと確認しておくことも大切です。
もっと年齢を重ねれば特待生として、「この子には魅力があるので、ぜひウチの事務所に」って無料で歓迎される場合もありますが、ベビーにはそういうことはありません。よっぽどのコネクションがあり、事務所やモデルクラブと知り合いでなければ有料です。
しかも、所属していれば確実に仕事がくるわけではないので、ここで満足していたら、デビューへの道はかなり遠い…と覚悟しておいてください。
■オーディション合格=デビューではない
どんなに小さな仕事でも、ギャランティーが発生する場合にはオーディションがあります。これはベビーモデルでも同じこと。オーディションに参加するまでの写真選考で1ハードル、合格するのにさらに大きなハードル、そして、本当にデビューするには、もっともっと高いハードルがあるのです。
赤ちゃんは、その日の体調や機嫌によってスマイルも違うし、大人の求めることにいつでも応えられるわけではありません。たとえ仕事がきたとしても、他に2〜3人は候補の赤ちゃんがいると思っておいて下さい。
そして、撮影の結果、いちばんよかった子が実際に使われるというのがお約束です。
■撮影までの必要経費は天上知らず?

ベビーにもオーディションがあると言いましたが、その場合の交通費や宿泊費は当然自己負担となります。これらは大都市で行われる場合が多いので、通勤範囲内に住んでいないと厳しいですよね。もちろんお金にいとわず、飛行機でも新幹線でもOKっていうのであれば話は別ですが……。
ただ、急に「明日、空いてますか?」って言われることもあるので、やっぱり交通の便がいいほうが有利であることは間違いありません。
結局、ベビーモデルのギャラで、お小遣いや家計のプラスαになるか? というと、もと(登録料など)をとれれば良いほうでしょう。赤ちゃんは成長が早いので、宣材撮影が3か月〜半年に一度はあり、経費はかさむばかりですしね。
最初のうちはベビーの人見知りなくしとか、いろんな世界を経験して楽しませてあげたいという気持ちでのぞんだほうがいいですよ。
■ベビーモデルの資質は笑顔と度胸!
赤ちゃんらしい可愛さってどの子も持ってるものなので、売れっ子ベビーモデルは、いかに人見知りなく、笑顔を連発し、ご機嫌で現場にのぞむかがキーポイントとなってきます。普段から人に慣れさせておき、現場の空気に不安感を抱かない環境作りをしておくのも大切ですね。
ベビー時代、だいたい2才を過ぎてしまえば、個性的な子も求められます。
例えば幼稚園や学校を舞台にしたドラマで、ひとクラスを構成するためには、「いろんなタイプの子が欲しい」っていうリクエストがあるでしょう? 幼年期に入ったら、まず物おじしない子がいちばん。背が低い、やせっぽち、ふとっちょ……、全然気にすることありません。逆にそのほうが仕事につながる可能性は大きいのです。
標準的、普通に可愛いっていう子は、いーっぱいいるのです。
わが子の人にない個性を見つけ、それを伸ばしてあげることがデビューへの近道になるかもしれませんよ。